-
[ワークショプ] Kyoto Protocol Hacking by GRL
あらゆる都市にはきまりごと=プロトコルがある。それは物事を進めていく標準的な方法のこと。そのきまりごとは、最も効率よく街を稼働させるためにインフラとルールと規制でもってつくられたシステムであり、みんなの総意で決められるべきものだ。ところが、ロンドンとか、香港とか、ニューヨークとか、そしてまさにここ京都でも、いま僕らがいつも歩いている街のきまりごとは自分たちの手ではなくって、企業、広告主、そしてすでにもう誰かもわからんような「権威」によって決められてしまっている。そこには権力と取引をしない生活者の声はなかなか届かない。
僕らは大気中の目に見えない温暖化ガスを規制し、地球環境に配慮したきまりごとをつくり出そうと悩みすぎて、自分たちをのけ者にしようとするこの決定、まさに僕らの目の前でおこなわれているこの犯罪に対しては怒ることを忘れてしまってる。そして、いつのまにか自分たちの街は広告主によって占拠され、みんなのための公共スペースは私有化され、僕ら自身も無意識のうちに、いたるところで規制されつくしている。
都市環境のための自分たちなりの「DIY KYOTO PROTOCOL(DIY京都議定書)」—京都の街のきまりごと—をつくるために、GRLの5日間ワークショップがある。京都の街そのもののリサーチ、公共空間を規定しているルール、そしてこの街を構成する要素のリサーチをもとにして、一緒にアイデアを出しあいながら、企業や国家と同じスケールでコミュニケーションが可能になるシンプルなツールをつくり、使っていこう。ワークショップの参加者はまず地域の利害関係をリサーチし、参加者独自のコミュニケーションコンセプトを考え、自分たちのツールをつくり(僕たちも手伝います)、それを公共空間で使う、そしてその一連のプロセス全部をオンラインで記録する。
このワークショップで使える現在開発途中のGRLツールとしては、画像やビデオ、モーショングラフィックスをプロジェクションできるソフトウェア、自家製のLED標識、それから他にも広告を台無しにするテクノロジーなんかがある。この5日間を使って学び、都市コミュニケーションのための新しいツールをつくり、「地球温暖化」だけじゃなく「地球退屈化」もスローダウンさせよう。GRLとGRL Kyotoによる5日間の行動サミットに参加して京都に変化を生み出し、地域的な動きとDIY的発明を通して、ローカルな、僕らが中心の新しい「きまりごと」をつくり出そう!」
-
〈プロフィール:The Graffiti Research Lab 〉
Evan Roth(エヴァン・ロス)とJames Powderly(ジェームズ・パウダリー)によって2006年に結成される。彼らのねらいは、グラフィティライターやアーティスト、デモ参加者やいたずら好き達に新たなコミュニケーションのためのオープンソース・ テクノロジーを提供することで、人々が広告や権力に取り囲まれた環境をクリエーティブに変える力を獲得することにある。プロフィールの詳細はaboutへ。
Day 1 11月6日(金) 19:00〜22:00
「うそ」「だまし」「盗み」方講座。京都街歩きツアーをしながら、都市環境のハッキング&コンテンツの流用を通して、ホントのことを伝える「うそ」のつきかたを考える。
Day 2 11月7日(土) 12:00〜17:00 ※途中休憩あり
ブレインストーミングとプロトタイピング。参加者同士でアイデアを話し合い、簡単なサンプルをつくる。他のアーティストの作品例を参照しつつ、京都の歴史についても話し合う。
Day 3 11月8日(日) 11:00〜16:00 ※途中休憩あり
セッション1日目:参加者のアイデアをベースに、ソフトウェア、自家製の標識、ステッカー、そしてその他広告を台無しにするDIY技術なんかを使って、1日でできるプロジェクトを作る。
Day 4 11月12日(木) 19:00〜21:00
セッション2日目
Day 5 11月14日(土) 13:00〜20:00 ※日時変更あり・途中休憩あり
参加者が自分たちで作ったテクノロジーを街で使ってみる。
■ 下記サイトの写真のように、そんなに技術を必要としなくて、1日でできる凄いプロジェクトはたくさんあるので心配無用。
http://craphound.com/images/cctvvshelium.jpg
■エヴァンが教えていた授業でやったいくつかの例。
http://www.blog.ni9e.com/archives/2009/06/geek_graffiti_w.html
■GRLはビデオや画像のプロジェクションソフトを調整したり、プロジェクションやサイトスペシフィックなグラフィックの実験に興味のある参加者が使えるようなものを作ったりして、みんなを手伝います。
■ワークショップ中は参加者と一緒にプロジェクトのプロセスを記録して、どうやってそれを作ったのか、どうやってそれらをウェブ上にアップしたのかを他の人たちに伝えられるようにします。
■ワークショップの日時は、参加者のアイデアによってどんどん変わる可能性があるので、毎回相談しながらやっていきます。
■ 会場となるBaseはワークショップの時間以外でも毎日開いているので、時間がある参加者はワークショップ期間以外にもGRLに相談に来たり、作りに来たりできます。
-
[日時] 11月6日(金) 7日(土) 8日(日) 12日(木) 14日(土)
[場所] GRL Kyoto Base ※アクセスマップ参照
[料金] 10,000円
[定員] 10名
[申込] 必要事項〈希望のワークショップ名/お名前/メールアドレス(携帯・パソコン)/携帯電話番号/住所/年齢(任意)/職業(任意)〉を記載したメールを
info(at)grlkyoto.netまで送信ください。参加費の支払い方法をお知らせするメールを返信します。メールを受信されましたら、10日以内に参加費をお支払いください。申し込みは参加費が入金されて、完了となります。
-
※GRLのプロジェクトに興味のある人なら誰でも参加できます。特別な知識・技術は必要ありません。
※いったん納入された参加費はいかなる場合でも返金できませんので、あらかじめご了承ください。
※申し込みは、開講日前日まで受け付けますが、定員になり次第閉め切ります。
※都合により、ワークショップ内容、講師、開催日時、会場等が変更となる場合があります。
※会場に駐車場はありません。徒歩、自転車、公共交通機関でお越しください。